ストライキ突入

明日、明後日とストライキになった。さっき、記者会見を見ていた。
結局、近鉄オリックスの合併の撤回や1年凍結はなく、これで近鉄がなくなる。
それはある種やむを得ない、というよりも雇用側が止められる問題ではない。
論点は新規参入のロードマップである。
機構側は、3ヶ月で1リーグ移行が可能であるような言い方をしていたに関わらず、来季の新規参入は受け入れられないのだという。朝日新聞の西村記者は少し遠慮して「チームを増やす」と言っていたが、実は現状維持である。現状維持をするのに「時間がない」という。言っているのは、自民党宮腰光寛代議士(富山2区選出)によく似た人。
よく民間活力とか言って行政の腰の重さを揶揄しているが、なあんだ民間も赤字の構造を改革するのに、その赤字を見て見ぬふりする体質があるらしい。
さて、ちょっとだけ気付いた。
楽天の参入は、以前から噂されていたとはいえ、このタイミングというのはどうか。ほぼ1党支配の地方首長選挙と同じで、共産党にお願いして候補を出して何とか選挙にだけは持ち込んで民主的な手続きを得たように見せるのと同じで、ライブドアに対する当て馬じゃないのか。そうでなければいいし、そうでないことを節に願っている。
こういうこと。
2球団あって1球団を選べということになると審査は慎重になる。したがって時間が足りない。そういう選択にもなったのかも知れない。
そこで、もう1つのシナリオ。ダイエー産業再生機構扱いがあれば、急転直下、楽天あたりがダイエー保有する。同時に、仙台でライブドアが新球団を持つ。ダイエーの方はほぼそのままでいいわけで、ライブドアはプロテクト外れの選手とシダックスをベースにドラフト特別枠で選手を拡大し、監督は野村。どうだろう、けっこう、きれいじゃないかな。
産業再生機構の動きにも注目しなくてはならない。
だけど、酔っぱらいにコメント求めるNHKも変だ。変だだだ。
いずれにせよ、古田でよかった。つまらない試合を2試合するよりも、これでいいとボクは思う。気合いの入らない試合をだらだらやっていたのは、選手だし、野球中継を台無しにしてきたのはテレビ局だろうが。そのあたりをみんなもっと叫ぼう。
アテネ五輪のメダリストをゲストに呼んで、いい場面でコメントをとる。そんな野球中継なら、ボクは見たくない。多くの人がそういう心情になっていると思う。
でも、普通ストライキの間もずっと交渉を継続するよね。