幼児の富士山登山

今、NHKテレビで4、5歳の子どもたちの富士山登山をやっている。
頭が痛いという子どもを結局強引に山頂に上げている。親は感動の涙、子どもは悲痛に叫ぶ。強引。こういうものを良い子は真似をしちゃだめだよ。類高山病って怖いんだよ。
親がある種の通過儀礼、あるいは、ステータスを持ちたいがためのイベントは勘弁して欲しい。
山は極みを目指すだけでない。日本一を目指すことだけで、高い目的に到達したかのような勘違い。ヒエラルキーなのかもしれないし、案外、ビューロクラシーを支えるのはそんなものかも知れない。