終戦

選手会対機構側の戦いは終わったけれど、ペナントレースはまだまだとの印象もあった。
が、どうやら代替試合がなさそうなので、事実上、このあたりで終戦
何よりも、昨日のナゴヤドームを見ていてドラゴンズのゲームがよくないのか、名古屋の人が悪いのか、何だか実に奇妙に思えた。
数年前に、ナゴヤドームで開幕戦を見た。福留がまだショートで、レフトはあのディンゴアテネ五輪で活躍した、あれ何だっけ、オーストラリアの捕手である。開幕の投手戦はなかなか見応えがあり、野口と石井和久の組み合わせ。始球式は、おつうの役をした人である。
盛り上がるには最適の環境。
ところが、3点ビハインドで、7回を過ぎると人がいなくなる。年に1度の開幕ゲーム。時間は、まだ8時30分。それでも、2割の客がいなくなった。9回にドラゴンズは1点を追い上げて、最後の抵抗を見せる。ちょっと淡泊だったがいいゲームだったろう。
その光景をよくおぼえていた。
昨日もそうなのだ。
点差は途中から開いた。が、優勝目前。勢いがあるのはドラゴンズ。ところが、石井弘寿が出てきた。五十嵐が出てきた。こういうのを見ないで帰ってしまうファンというのはどんなものなのだろう。それほど、交通機関が混雑するのだろうか。とすれば、そういうものが野球観戦の楽しみを阻害しているわけで、解決をそこらから始めないといけない。
古田が代打に出てきた。レフト前ヒットを打ったのだが、活躍する井端とともに、精神に張りのある人のプレイは美しい。
注目は、日本ハム戦。勝てば、プレーオフ進出。引き分けで、決定戦。負ければ、敗退。セギノール本塁打を打たなければ、あの松中が三冠王。おもしろいゲームになる。ちゃんと中継あるんだろうなあ。
ちなみに、昨日の中継は、Jスポーツで見ました。ケーブル入っていてよかった。