アイパー禁止

眞鍋かをりのブログから


そういえば高校の時に生徒手帳の校則の欄に

『アイパー禁止』

って書いてあったんだけど、
わざわざ書かなくても誰もやらないですよ。

学校っていちいち細かいこと書くので、時代が動くと変な感じになるんですよね。
以前に、遠足のしおりに「ゲームを持っていかない」と書いてあったのに、午後の日程に「ゲーム」とあった。前の「ゲーム」と後ろの「ゲーム」は同じじゃないんだけど、子どもたちが勝手に道具で遊ぶゲームはだめで、先生たちが「先生おもしろいゲームをしっているから」と言って勝手に押しつけられる方はいいというのは変なもの。そんでもってあんまりおもしろそうにしなかったら「真面目にしなさい!」などと叱られる。よくある光景。
ある生徒が、修学旅行に「人生ゲーム持っていっていいですか?」と聞いたら、先生「人生ゲームはだめです」と答えたので大変。「オセロはいいですか」「ダイヤモンドゲームは」「黒髭危機一髪は?」「ジェンガは?」などと逐一聞き始めた。先生もいちいち答えたので、結局、聞かなかったものは全部大丈夫という論理になってしまった。先生の天然の感覚がむしろこうしたネタを増やして学校に(笑)を呼んでいるとも考えられる。
先生たちって本当はよく考えていたのではないか(←ない、と思う)
高校はいいんだよね、成文法だから。小学校は慣習法。しかも、司直がいない。