ねじ

レールフレックスというチロリアビンディングを付けている。
ねじを1本外すとブーツ長を変えられるというもので、今では大抵のメーカーがこういうものを使っている。20年くらい前にessbarっていうビンディングがあって、それは前後が動くことで板のたわみを阻害しない構造になっていて、これが実に調子がよかった。板の真ん中を押してやるとどんなに頑丈な板もちゃんと押した分だけたわんでくれるのだ。ようやく、そういうのがここ数年一般的になってきた。
うちには、ブーツ長が、ほぼ4種類あって、長男、次男、三男、女房のものだが、ユーザに合わせておく必要がある。
ところがこのねじが外れない。ショップがなかなか頑丈に填めたらしい。仕方なく、ショップで回してもらった。店のあんちゃんがやるとあっさり動くのはこうした障害の常である。パソコンでもよくある。
何をどうしても起動しないのに、ある人がやるとすんなりと立ち上がる。犬でも、猫でもそうだ。
緩く締めてもらってきて、自宅で合わせた。
テレマークビンディングはヒールがないので、板のたわみがストレートに感じられるようにも思うが、その分力点もトゥに偏ることもある。それが実はよくないので、足裏で板を押さえるような力のかけ方を意識しておく必要がありそうだ。