パウダー

雨が雪になるポイントを探して、お昼過ぎにコルチナに到達。
昨日入手したワークスティンクスをさっそく試す。165センチとボクには少々短いが、長いともう扱いきれない。これでいいと決めた。
パック券を忘れたのでホテルで都合してもらう。
食事を済ませて、正面ゲレンデで。
なるほど、幅広板とは扱いにくいもの。固まった斜面ではなかなかうまくいかない。そのうえ、ラディウスは半端じゃないくらいにでかいようで、ターン弧を小さくすると板が押さえきれない。
先日から左内足が今ひとつ決まらないので、少し意識して滑る。
3回ほど滑って、わらび平に移動。
これが絶好の雪。今年から、コルチナ第7、8リフトになったところの両サイドに圧雪されない場所が残っていて、一部はパウダーが残っている。これまでこういうところはボクが滑る場所じゃないと思っていたし、まったくだめだった。
そんなつもりで滑ってみると、これまでの板の扱いにくさが嘘のように挙動が軽い。内足を踏みつけるとばりばりと雪をかき分けるように板が飛び出して先に走っていく。
ああ、こんな感じなんだ。
何度も至福を繰り返す。まだ、そううまくはいかない。だが、いい。ボクはスキーが持っている楽しさの半分を知らなかったのかもしれない。
すぐに、シールを用意しよう。三峯で滑ろう。そのための板だったのかもしれない。
7本滑ってお風呂。滑走時間は1時間ちょっと。
半日パックは、お風呂、食事、リフトで3000円。リフト代が割安に思えるから、こういうつまみ食いのようなスキーもできる。
宇奈月だってそういうのができるのにねえ。半日券以上のリフト券には新川荘のお風呂無料券とセレネのコーヒー券がもれなく付いてくる。そんなの考えればいいのに。