宿泊学習

id:nyamaさんが、某校の宿泊学習に付いて行っている。いいなあ。
この宿泊学習の最初のプランニングにボクも参加している。あのとき、1年生の子どもたちが6年生になるまでは続けますと、当時の教頭先生が言っていたことが思い出される。昨日や今日の思い付きでやることではないという。素晴らしい決意で、それだけにいろんなことを工夫しながら考えたし、先生方はその後も趣旨を違えず、継続と変化を取り混ぜながら進めてこられたのだろう。
世間は未だ変わらず、その学校のやり方が波及することはない。ボクは、20年前に同じようなことを考えてプログラム化したものがある学校でずっと行われていたそうだが、驚いたことに内容が最初のものよりも後退していることにもう一度驚いた。
ボクが考えていることがよほど飛び抜けていたのか、学校が退化しているのか、どっちかはわからない。しかし、某校の宿泊学習は保護者家族からも評価いただき、今度、同じようなことをデイタイムで学校周辺でやって欲しいと頼まれた。閉校する、その感傷もあるのかもしれないが、学校などなくなっても子どもたちの明日は継続する。何かそんなものにしないと、閉校を終わりと考えることこそ、そんなものを記念碑にしてしまうことこそ、未来を閉ざしてしまうことではないか。そうも思うのだ。
さて、どんなフィールドを見いだせるのか。今度、様子を見に行ってみよう。