修士論文

id:bakkenさんがボクの修士論文の中心的な論考の対象となったものを挙げていた。何でも先生に紹介されたらしい。いい本だぞ。散歩のことが書かれていて、人は役に立ちそうなことを役に立つと考えるわけではない根拠を示されたようで、大変好きな本である。
学生のときにそういう本を読めるのは幸せだな。
ボクは学生の頃には、「共同幻想論」「死霊」「ガロ」などを熱心に読んでいた。正直に言うと、どうでもいいものをいっぱい読んでいた。植草甚一なんかを繰り返して読んでいた。ナット・ヘントフのライナーがまたよくって(笑)
今の学生の方が質が高いよ。