忘れないうちに

昨日の感覚を忘れないうちにメモ。
ターンが終わるとそのまま山足から谷足に体重が自然にかかっていく。このとき、上体はローテーションしていて、ちょうどナンバ歩きのようになっている。ストックを突くと同時に谷足の足首を深く曲げ込むようにしながら、小指に載せて内足ターンをするように切り返す。このとき、内側に体を倒すようにすると山足が外側を浮かぶように走る。その足がフォールライン付近で内足を追い越し、そこから内足は畳まれて踵を浮かせていく。その段階でも依然として足首は深く曲げられていて、ここで、足先を伸ばして、つま先で踏み込むようにしてしまうと足首が伸び、板が不安定になりターンそのものの挙動が揺れる。躊躇ないシュプールはこの瞬間が決めて。外足は追い越したら接地して、伸ばし加重のように力を加える。ここで極端なアンギュレーションがかっこういい。そのままテレマークポジションを深くしていくと同時に、ローテーション、というよりは、谷腕を前に出していく。これが一連。
外足を走らせるのはいわゆるグリュニゲンターンで。これはテレマークには素晴らしい勉強になる。
ストックなしでは、むしろ両足でバランスよくジャンプするように切り替えることが必要か。早く切り返してみるとバランスを失ったターンの場合にはどんどん体が遅れていく。そうやって重心の位置を確かめるのもいいかもしれない。
こうした一連の動きを正確に行うには1ステップテレマークが大切であるように思う。すべての要素ときっかけを1ステップテレマークは含んでおり、リカバリーテクニックのように思われて、むしろ、パラレル操作から遠いとの理由でわざと遠ざけているのかもしれないが、革靴、細板を使うと、実は挙動の基本はそこにあることがはっきりと意識できる。
カービングの場合には、外側を走っていくスキーを少し遠い場所で接地させ膝を立てるくらいの気持ちでスタンスを残す。細板でもこの方法でかなりのズレの少ないシュプールを残せる。が、けっこう脚への負担は大きい。細板は軽い挙動がちょうどよい。
こう考え、復習していると、また、来週も細板でいいようにも思える。少しパウダーに入ったが、基本の内足の踏みつけ方は同じで、そこを基点にターンを作っているように思っている。
でも、習ったことがないので、こういうのは違うのかもしれないんだけど。