宇奈月も小一から英語 合併控え特区申請へ

id:bakkenさんちから。
http://d.hatena.ne.jp/bakken/20050422
もとの記事を探したが、どうやら北日本新聞。昨日の記事が読めないサイトだったので、原文を引用できない。
ところで、なんで英語なんだろうなあ。
観光としては、中国語や韓国語、ロシア語の優位性がある。国際化=英語ってのはまさしくパックスアメリカーナ立山あたりに行くとよくわかるけど、英語圏の人よりも圧倒的にアジア言語が支配的。英語が共通言語として媒介に使えることもあるんだろうけど、結局、コミュニケーションレベルで、その言語を使って思索できるようなレベルを小学校で身に付けるのは不可能。せいぜい、ネイティブスピーカーのことばになれる程度の話だから、いっそ、それが中国語や韓国語でいけないのかとボクは思うのだが。
英語が苦手だったので、そのトラウマかもしれないが。
そんな時間があるなら、国語の時間を増やせよと思う。国語に補助教員制度がないのも変だな。
多くの人は知らないのだけど、元々「学習指導要領」上は「英語」はなかった。「外国語」だったのだ。(これは少々正確ではない。「学習指導要領」は官報による文部大臣の告示によってわずかに法的拘束力を得ているもので、教科やその他の学習活動の名前や時間数は、「学校教育法施行規則」に書かれている。よく、「学習指導要領」に定められたとあるのは、大方間違っている。)それが、現行のものから「英語」になったはず。(と思うが定かではない。新しい国法が手元にないので)
何年前だったかな、一輪車が学校の体育に採用されたと言っていろんなところで講習会があったりしたが、実は、「学習指導要領」が改訂されたときに文部科学省が作成する「指導篇」というパンフレットのような冊子の「基本の運動」(1,2,3年生までは体育はたいていこれ。水泳も3年生は「水遊び」です)の例示に「一輪車」とあっただけ。それでも、影響が大きいんだよね。
総合的な学習の時間でやればいいのにと思う人もあると思うけど、教科で実施するのとそうでないのでは評価のプロセスとリザルトの残し方に大きな差がある。新たな負担にならなければいいんだけど。
どうせ、特区やるなら、自由学区にすればいいのに。