古田に感涙

古田が2000本安打達成。父のふるさと、野球のふるさと、松山で達成というのも古田らしくて好きだ。何よりも、記念ボールをいきなりスタンドへ投げ入れた。この記録の達成を多くの人に喜んでもらったことがうれしいという古田の、これが終わりじゃないというメッセージと思えた。自分が欲しいのは最後のボールだけかもしれないし、それも、指導者、球界のリーダーとしての役割もあるだろうから、数十年後に終着点を置いているのかもしれない。
古田と同時代を生きてよかったと思えた瞬間だ。
長嶋のカリスマやオーラとは違う。古田は野球ファンなんだ。野球ファンが、野球ってここまでやれるとプレーヤーをやっているようにさえ思える。小橋健太と、そういう点よく似ている。