C川Fポイント

出先から直帰。
C川へ行く。Fポイントに入るとOsakaさんはまだのよう。仕度をしている間にOsakaさんがやってきた。ポイントを譲っていただく。
F谷の光景は昔から好きだ。ここの森の青さは圧倒的ですらある。見ると、Fポイントの上、樹上にサギ。白い体が赤松に生える。入梅でぼんやりと霧がかかって空気が重い。
ハッチはあるけれど、セレクティブというOsakaさんのことばを抱え込んでおく。ライズなし。ハッチもミッジが出てるだけ。
アダムスから流す。反応なし。
ときどき、ダンが流れてそれに小さく反応があるだけ。ハッチもないかと約1時間経過。
ようやく流心で山女がライズを始める。こういうときには、実際に流れていなくても反射的に出てくることがある。ところが、である。極めてシビア。ドラグがかかるとまるでだめ。それはいいんだけど、まるでニレ池のようにフライを見に来て帰っていく。見切られるのだ。CDCさえだめ。こういうときには、シマザキATダンだが、ちょうど尽きている。仕方なく、ライトカヒルを使う。先週から気に入っているが、さすがに伝統的なパターンはシビアな情況に強い。水面下で見られているのがよくわかる。しかし、見切られる。
フライボックスを探すとロードアイランドレッドのストークをボディにしてマジックスピナーウイングとレッドハックルのパンチウイングのスタンダードパターンがあった。これをキャストすると、すぐに反応。山女と岩魚を1尾ずつキャッチ。抜けたのが3尾ほどあったか。ドラグがかかるのを回避して、パラシュートキャストを多用する。おもしろい釣りだ。
ライトカヒルで合わせ切れ。けっこう大きかったが、気持ちの方が高ぶっている。上流に下ってくるOsakaさんの姿。ゆずってもらったので、そろそろ空けようと思いながら山女をキャッチ。やっぱり、ロードアイランドレッド。すっかり壊れても反応が頗るよい。ほかのパターンでは全く反応さえなくなった。
もう一尾バラして終了。午後7時20分。
キャッチ3尾。バラし2尾から3尾。抜け、3尾。合わせ切れ1尾。見切り、多数。そんなところか。