無理難題

朝日新聞で親からの無理難題というのが記事になっていた。
全担任案を提示した親があるそうで、何ならその通りにやってみるとおもしろそうでもある。実は、自分の子どもがよくなるように配置しただけでしょうが。そもそも、親にはそうした権限もなく、教師でさえ自分の仕事を選べないし、子どもを選べないのだから、当たり前。
おかしいのは、「風呂に入らないので先生から言ってください」というもの。いや、おかしいのはその言い分ではなく、そんなこともあってもいいのに、無理難題として掲載する朝日新聞。言ったっていいと思うけどなあ。学校の権限を超えているんだろうか。小遣いは○○円なんてのは少々越権で僭越で不遜だと思うけどね。
この間仕事関係の会議の席次でもめたことを思い出した。まるで、法事の座席のことのようで、設定したボクに非があると責められた。が、どちらを上にするかでこういうのは相対的に決まる。そのうえ、ある脈をもって上司と決めたんだからそれに対して自分の経験を絶対化させて適用を求める性質は、むしろ、無理難題に近いものだ。