マリーンズ優勝!

すごい試合だったなあ。こんなゲームを地上波で中継していない。これって変だよ。やっぱり、巨人だけの野球界なのかな。編成の都合もあるだろうけど。
いい試合だった。毎回ランナーを出しながらどうしても得点にならない。2塁にすらランナーが進まない。いい当たりが正面をついたり、いいプレイで遮られたり。そのなかで、ホークス先制。2点目。その後もマリーンズが追いつきそうで1点差まで。
1点差に追い上げた福浦のタイムリーの直前、解説の野村が福浦を褒めた瞬間。この人やはり嗅覚がすごい。内角は弱くないといった瞬間に内角球を左中間へ。そういう局面は多かった。分析的な思考ではこの人の右に出る人はない。
じりじりしながら9回、あるいは、1回が永遠に続くような展開。ところが、8回に初芝の登場で転機。1、2塁でサブロー強攻。これで費えたかに思ったチャンスが里崎の2ベースで1塁福浦も激走、ホームイン。2年前のワールドシリーズの松井を思わせた。
そして、9回、小林雅英。四球のあと、バントで2塁1死。得点圏にランナーを背負いながら、むしろ、これで落ち着いたのか後続を難なく断ち切って31年ぶりの優勝。でも、31年前のチームとは全く別のチーム。
さあ、野球をやっていない阪神との戦い。
ちゃんと格好付けてくれよ。去年の中日みたいのはごめんです。