病院リニューアル

三男の駅伝を見てから新しくなった病院の見学に行った。
今の病院は、ボクのじいさんがある要職をしていた頃に建てられたもので、結局、祖父は完成を見ないで亡くなっている。それからだから、もう40年は経っていたのだ。この医師免許の改正による医師不足の時代に何とか開院にこぎつけただけでも大したものである。
この町のようなところは、終の住処になるべきだと思っている。福祉・医療・生涯学習、そして、生活環境の整備に町は力を注ぐべき、そんな思いはボクが年をとったからか、それとも「活性化」とか言う奇妙な売り文句に飽きたからか。本当言うと、安定化でもいいのにね。
施設も設備もよく整った。これまでもそうだったが、地域医療を考え直す基点になることも必要だろう。屋上から眺めた町の風景は美しかった。甍の重なる様子が、金沢の町のようにも見えた。捨てたものじゃない。そんな価値に気付くのも波及効果のひとつか。
今月末に検診があるので、まずは、古い診療カードを更新しなくてはならない。そのうち、慣れてきた頃にどんな評価ができるか。まずは、そこまで。