ベスト改修終了

襟首のところが傷んでしまって改修を施していたベストだが、早くも出来上がってきた。どんな布がいいのかいろいろ悩んだが、スエード調にしてレインウエアなどで少し厚地の生地を使ってあるように仕上げてもらった。
思いの外安く上がった。こうやって手を加えていくことがおもしろいんだ。
生地も余ったので、春までにフロータントをうまく収納できるようなホルダーを付ける。ボクの場合、フロータントは4種類使っている。
1つは、シマザキドライシェイク。タイイングのチョークにも使うが、ほとんどのパターンで最初はこれから始める。ニンフでも気泡をまとわせることもあるので、これを失うことはおそらくかなりの情緒不安定に導かれると思う。白と黒を使っているが、白はかなり古い容器で、ルアーマンであるニレ池の管理人氏には見たことないと言われた。できれば、どっちかだけをホルダーにおきたい。
2つめは、ポイントだけ塗る刷毛タイプ。パラシュートパターンでは、多くの場合、ポストウイングとハックルにだけ塗布している。スタンダードの場合には、特にテールに塗り込んで真っ直ぐに整える。これは、コードで吊っているのでホルダーは要らない。
3つめは、ドブ漬けタイプのボトル。これがポケットにあると使い勝手が悪いので、ホルダーがぜひ欲しい。ドブ漬けが必要な局面はそう多くないのだが、全体に塗布するにはもっとも面倒のない方法で、ミッジアダルトなどには手っ取り早い。
4つめは、ペーストタイプ。ギンクやミューシュリンなんかも今でも使っている。春先は溶けにくいので面倒だが、部分的に塗布するには、刷毛タイプもいいんだが、獣毛なんかでは擦り込む仕種も悪くない。これもホルダーにしておきたいので、都合3つのホルダーがいる。
ほかにも、シンクを使っているが、こっちはポケットの収納でも十分だろう。シンクはティペットに塗ることが多く、例えばニンフ本体を沈めるには巻き込んだ錘か、最近は、積極的にシンカーを使っているし、微妙な濡れ感を出すにはあまり適当でないと思っているので、実はそれほど出番がない。
今度はどんな工夫をしようかな。