PTAの会計

ちゃんと総会とか出てないのがいけないんだけど、息子の中学のPTA会長が替わったとかいうので資料を見せてもらった。今年も役員の要請があって、いくらなんでも3年続けてというのも他の会員に失礼な話だし、そのうえ、投票の参考資料には過去2年の役員のことが記載されていなかったのでそのことを話すと、どなたか別の方になったようだ。ちょっと仕事を抜けられないし、学年委員となると仕事と完全にぶつかる可能性もあり、無理だとも伝えた。妻にはさすがに小学校から5年くらい続けてになるのでもう頼めないし、町内会の役も、野球部保護者会の仕事もあるのでとてもとても。そんなことであんまり見ていなかったんだけど、まず、17年度の決算がひどい。
繰り越しの多さに驚いてよく見ると、ある項目がそっくり使われていない。特別な行事がなかったとのことだが、子どものために挙げてある項目で、よくよく見るとそのほかにも子どもにかかわるところがまともに使われていない。事業そのものが中止になった場合にはわかるのだが、どうやらそういうものでもない。うーん、これはどうしたものか。そのうえ、昨年よりも十数万円繰り越しが多い。まあ、使わなかったのはいいとしてと平成18年度を見ると、もっとひどかった。
前年度の予算額の半額近くしか使わなかったものが実際の決算額よりも多い額積み上げられているのだ。無茶苦茶である。絞り込むのはさすがに気が引けるとしても、せめて同額で推移しても十分なところを決算額分を割り増しするというのはどうしたものか。それでは平成17年度の予算額程度そっくり残る可能性さえある。
もしかしたら、何か事業があるのかもしれないから、まあ、使えるようにしておくのもいいだろう。如何せん前年度決算主義というのはいろんな点で弊害も多いからな。そのうえ、繰り越しが多かったので止むに止まれずこうなったに違いあるまいと思ったら、何と、前年に生徒活動に使うために10万円の予算計上がされていてそのまま「特別な活動がなかった」とそのまま残っていた予算が、平成18年度は0円で計上されている。事実上、項目がないことになる。これはひどい。きっと総会で理由を述べられたのだろうが、ことはPTAの事業趣旨にからむことで、予算を絞り込んでいるならともかく、こういうところで予算を削ってどうにでもなりそうな部分で上乗せしているとは、一体PTA役員は何をやっていたんだろう。
こういうことならちゃんと総会に出ておくんだったなと、怠慢を反省しています。