偏光グラス

先日撮影していたフィルムを受け取りに行く。そろそろデジタル一眼かなと話していたら、ボクがデジタルにもてない興味がよく理解できた。機械の触感なんだ。どこかで職人の血があるらしく、デジカメのインターフェイスがどうもあんまり好きではない。得意でないとか、使えないという意味ではない。好きじゃないんだ。できあがりの写真は、どうせ大した腕がないのでデジタルの方がよく仕上がるようにさえ思える。だけど、撮影の触感が違うんだな。
そう思っていると、今度、ペンタックスがK100というエントリーの一眼デジカメを出してきた。実売6万円台。Kマウントのレンズがそのまま使えるので、MZを持っているoozoraさんなどはいいだろう。実際には、フルサイズのCCD(あるいは、CMOS)ではないから画角が変わってしまい戸惑うこともあって、そのままというわけにはいかない。28ミリでおおよそ50ミリくらいになるのかな。望遠好きにはいいんだが、ボクは広角を開けて撮るのが好きなのでそのあたりも気になる部分。オリンパスだとアダプターがやけに豊富で、レトロレンズ派にはいいらしい。
ともかく、画像を得るためなのか、機械を使うのかとなると後者を選びたい。で、金もないし、迷っている。
同じ日に、光学ファインダーのないデジカメを使ったので、なおのこと。これは別の道具だなと感じてしまった。当面、A60でいいのかもな。
夕方になって、ふと思いついて眼鏡屋に行った。偏光レンズを買いに。ボクの眼鏡はおもしろい眼鏡で、クリップオンではなく、磁石を使ってそのまま別のレンズをかぶせることができる。多くの人はサングラスにするんだそうだが、ボクはレンズそのものが変色するタイプのものなので、偏光だけをかぶせることにした。これで、装着感を損なうことなく釣りに集中できる。2万円くらいかな。だけど、今度の週末のアルバイトで1万円くらい入る(公式の収入です)ので、それを財源にしよう。
ふだんは赤いフレームなのだが、エクステンションには白いのもあるんだそうで、それも楽しみだ。3色入れてもらうことにした。この眼鏡屋のあんちゃんは、ホント、センスがあっておもしろい商品を持っている。安売り量販店の眼鏡では、どうにもがまんがならない人向き。ユジマというお店だ。そういうのが好きな人は訪ねてみるといい。