地区予選準決勝

小雨をついて地区予選準決勝が行われた。
昨年の春先から福岡が強い、強いと言い続けていたが、本当に強く、古豪富山高校を19点(5回コールド)で粉砕。しかし、富山高校も優勝候補の一角・氷見高校、甲子園経験高・石動高校、実力を上げている富山東高校を逆転で破ってきただけに力がないわけではない。準決勝から人工芝のスタジアムになり、大観衆で普通の試合にならない。わずかの差が増幅されて結果大きなリザルトの差になってくる。
大差になると少し期待していたのが、富山高校の3番手投手。実は、息子と同じ少年チームでやっていた子なのだ。先発でマスクを被っていた次男をスタンドから応援していてくれた。試合が崩れると登板もあるな、と思っていたら、案の定、2投手では支えきれず初登板となった。準決勝の大舞台である。素晴らしい体験になった。
すぐ、次男に報せた。甲子園は意外に身近なところにあるように思ったかもしれない。わずか紙一枚の差を克服していくチームしかそこに届かないことも。