寺川(だと思う)

野球部の夏の写真を整理して、写真屋さんまでちょっと頼み事をいくつか。夏の日差しにあぶられて歩いていたが、昔、北陸電力があったところの水門の溜まりでライズ。ほお、ウグイでもはねているかと思ったが、何と、ヤマメじゃないか。はっきりと、黒い点が見えている。板一枚はさんだ、2畳ばかりの空間にははっきりと大きな魚影が見える。でかいウグイだろうと思ったら、尺上のニジマス。20はいるだろう。
さっそく、自宅で仕度を整えて、釣り姿のまま歩いて現場にもどる。
ニジマスはちょっと無理。ロッドを出すと、そのまま道路の下に隠れてしまう。広い場所ではねているヤマメにねらいを絞る。流下物を激しく食べているのであっさりと釣れるかと思ったが、それなりにセレクティブ。どうやら#32以下のミッジピューパを食べているらしい。くわえるが、かからない。難しい。川の周りの柵が邪魔だし、人目もすごい。うちの町でもっとも交通量の激しい場所。
そうこうするうちに、息子が東京から帰ってくる時間。雨も降ってきた。
明日の朝も見に行こう。何としてもかけてみたいものだ。気持ちよくはないが、何かを食っている以上、かかるはずだ。
それにしても、何であんなところに。水門から水門まで暗渠も含めて約30m。その間に、まるで先日行った桂川並みの魚影。雨で流れてきたにしてはニジマスはおかしい。ヤマメは新子に近い大きさ。
釣ってみれば少しわかるかな。そんなことはないか。
寺川の一部だと思うのだが、とりあえず、旧北電ポイントとでもしておこう。ここに北電があったことを憶えている人ももうすっかり少なくなったが。入り口が独特の形をしていたなあ。