赤ひげ

赤ひげ診療譚 (新潮文庫)

昭和３９年の作品らしい。東京オリンピックで沸き立っていた頃、この物語が書き上げられたのなら、人をめぐる諸状況は概ね変わらぬ。境遇に苦しみ、心を病み、体を蝕んでいく。それに向き合う医師。古典的で飽きさせない物語。黒澤作品の影響が残っているのか、最初から「赤ひげ」のことばは三船敏郎で響いていた。でも、観たことがなかったので、ＧＥＯで借りてきた。

赤ひげ [DVD]

ついでに、前から観たかったので。

蜘蛛巣城 [DVD]

ああ、「アザーズ」をちゃんと観ようと思っていたのに忘れてしまった。
今になって気付いた。この次。