デリカD:5

週末、ガソリンの残量警告を付けたまま走っていたので、昨日は危機一髪であった。どうしようもな5リットルを入れたが、それでも点いたまま。そこから、20キロほど走っていつものスタンドで給油。これが54リットルも入った。3リットルは残っていたはずなので、全く、残り2リットルくらいだったらしい。いつものSSが朝は7時30分から、夜は8寺30分までと完全に仕事の内法で営業しているからいけないのだ。
それでもよく走ってくれる。21万キロを超えた。まだまだ元気にやってもらいたいが、いつ何時止まるかわからないので、次のことだけは考えている。
アウトランダーが出て、まあ、とにかくこれにしておけばよかろうと思わせたが、パジェロも出てきて、今度はデリカD:5である。東京モーターショーの参考出品ではもう少しごつごつした戦車のようなイメージだったが、それなりに洗練された市販モデルとなって登場。
この頃のミニバンは何だか面白くなかった。乗用車みたいになって、以前の独特の個性を剥き出したワゴンやクロカンもやれるよという気合いの入り方が薄れてしまって、つまらないクルマが多くなっていた。
最近出たCRVみたいに、グランドチェロキーやX3みたいな高級感は特にお気に召さない方で、むしろ、Xトレイルのような質実剛健で、取り回しの良さが好きで、その点でもアウトランダーは好ましいし、男臭さがむきむきでているパジェロも好きだ。そもそも、内装の豪華さを誇ったり、高級感を迫り出すタイプは気に入らない。内装は充実していて欲しいが、金モールやきらきら光る部品などは全く要らない。その意味でも、アウトランダーの素っ気なさは実に好ましい。きっとパジェロならもっといいのだろうなあと思いながら、アウトバックもいいなあなどと考えてみたりもしている。
何しろ、このところのミニバンと来たら、シートの自慢をしたり、豪華な電装品を自慢したり、挙げ句は、乗用車感覚で乗れますよなんてことを平気で宣伝している。だったら、乗用車に乗れよ!そんなものだから、若い奴が5人集まって5台のミニバンなんてことが起きるんだ。
そんなところへ、D:5である。少々期待していたが、今日、DMが届くとなかなかいいじゃないか。直線的で小さくまとめようとしない無骨なスタイルもいいし、これなら雪の野原を切り裂いて行けそうと思わせる。エンジンは、パジェロではなく、アウトランダー系のエンジン。これに、三菱の新型4駆を組み合わせるのだから気持ちがいいだろう、きっと。実際、三菱の4駆ミッションはよくできていて、競合するクルマの次の世代にいつも突っ込んでいるのだが、あんまり宣伝しない。クロカンにダブルウィッシュボーンモノコックフレームなんてのを平気で導入する会社だ。もうからないわけだ。
正直、これで次世代型のディーゼルを登載すればかなり欲しくなる。1ボックス系のミニバンは運転よりも、もっていたいクルマではある。
もっとも、金がない。
元気になってきた三菱。今度は、クーペを出さないかな。いや、コルトエボルーションでもいいや。