中村たたき売り

夕刊フジの記事でこんなのがあった。

今回の騒動を端的に言うと、本人と球団で“中村ブランド”の認識が天と地の差があった、いうことに尽きる。

 中村は近鉄時代、「監督より偉い」と絶大な権力を誇っていた。ところが、球団は「メジャー挑戦に失敗した選手」と、一介のプレーヤー扱い。

 シーズン中から、このギャップになじめず、さらに契約交渉で限度額を超える60%の大幅減額(年俸2億円→8000万円)を提示されて、怒りが沸点に到達した。

ああ、そういうことだなと納得させられる。
チームのなかで帝王みたいな奴が出てくるといけなくなる。浦和レッズだって、○○選手がやめてからチームがしっかりしてきた。
中村の面子とか、スター選手を捨てるようにとか言いながら、ボクは彼が野球選手としてサスティナブルなのかどうかをちゃんと評価しないといけない。メッツ騒動の前、2年くらいが活躍と言える時期であとはフルスイングだけが売り物の、「いつかは何とかなるかもしれない曙」状態とそう変わりなかったように思う。その曙も「どう幕引きできるか」状態に入り込んでいるので、その局面でもよく似ている。
いっそ、ヘンダーソンのように独立系でも力を尽くして、また、NPBに戻ってくるようなそういうドラマが似合うんじゃないのか。個人的には、北信越BCリーグにどうぞと呼びかけよう。水島慎司はああいう選手好きそうだからね。後藤だとまた偉そうにされるので、鈴木康友のところがよさそうだ。