攻殻機動隊のなかで

公安9課のイシカワのことば

悲劇さえ娯楽にしやがる

そうだ。ホントにそんな気がする。しかも、その娯楽は相対化された起伏の中だけで現れていて、その出来事の位相を適切に量ることなく、振幅の大きさの分だけのセンセーショナルで響いていく。
いつか、学校である先生の授業を見たら、<にぎやかなだけ>であったが、「盛り上がった」という好感をいただいていて驚いた。
学びさえ娯楽にしやがる。
そんなことだな。
深く考えるという動作を忘れて、沸き立つような学校は確かに外面がいい。