ライコネン順当

オーストラリアGP。順当すぎるくらいの結果。大きな波乱もなく、スーパーアグリの2台フィニッシュと、ハミルトンのポディウムが何となく沸き立つ部分か。シーズンはこれからだが、速さや戦術のおもしろさに欠けていたようにも思われるが、良くないのはCXの演出。
まず、タイトル。音楽は、「フラッシュ・ゴードン」。そして、アメコミ風のアニメ。マシンをまともに紹介せず、パイロットのアニメ。さらに、例の悪しき源氏名。プロレス以下だって、そんな演出。
ただ至高のマシンがぎりぎりの力で競い合うだけでF1になるし、それがスポーツの味わいであり、余分な(過剰な、ではなく)演出などまったく不要。ここまで、イメージやムードを作らなければ視聴者側が理解できないのか、それとも、制作側の勝手な思い込みか。
今年は、富士に向けて盛り上がると思うと、何だか奇妙な感じさえする。