自然にあふれるものに任せてみると

ある会合でリーダーを仰せつかった。いろいろやってきたけれど、リーダー役は珍しい。何となく出てくることばに正直に素直になろうと思ったら、意外にいいことばが出てきた。そういうときには少々気持ちがいいものだが、そういうときには何を話したかよく憶えていない。
そんなものだ。きれいに流れすぎて、そのときどきの心のまどろみのようなものが残らない。