昨日の「勝負」について

もう少し考えてみた。ずっと引っかかっているんだ。
勝ち負け、か。仕事をしながら勝ち負け、あるいは、人の資質について勝ち負けを意識したことが、あまり、ない。資質の違いはある。必ずある。それゆえ、敵わないなあと感じることはとてもたくさんあって、これまでにいっしょにいろんな活動をしてきた人たちそれぞれをリスペクトしているし、とても真似はできそうもないと思うのだが、負けたとは思っていないし、当然、勝ったとも思えない。互いのできることをうまく絡ませていこうとする戦略と戦術の方がよほど大切で、そこのところをどうしようか、どういうベクトルで統合しようかと考えるわけだ。
いや、昨日のもそうだが、自分の職場の具体的な話があるわけじゃなくて、一般論として書いている。
職場のことで考えても、これまでに勝ち負けを表現した人がいないので、きっとそんな風に思っている人なんかいなかったのだと思うが、それにしても所詮言わなかっただけのことかも知れないし、ボクが鈍感なだけかもしれない。
先日、駐車場の整理をしていて褒められた。うまい、というのだ。いや、うまくはない。誰にでもできる。きっぱりと、はっきりと躊躇なくやっているだけのこと。そこには、勝ちもなく、負けもない。
人っていろんな表現を使うものだな。