用水

用水ではなくはっきりとした川。
土地の人の話では、ここから東に200mくらいのところを流れていたが、基盤整備の時に流路を変更したそうだ。ゆえに、土地の形状にそぐわない場所を突っ切るように流れている。それでも川なので義務放流はあり、それをねらって長野ナンバーと山梨ナンバーが群がるそうである。隣県、他県は嫌われる。根こそぎ持っていかれると言われ、悔しいからヤマメではなく、鯉でも放してしまえなどとやけくそな発言さえあるようである。長野から来て、ここで釣るのは漁師の真骨頂である。
この日は、ヤマメを放流。手作りの竿、仕掛、そこらで取ってきたドバミミズで釣り。ヤマメなのでばらすと急激に釣果が落ちる。それで何とか面白みになっている。
ボクはルースニングで3つかけた。観ている人には何をしているかわからなかったろうが、下駄履きの釣りは夏らしくて気持ちがよい。もう少しぱっと明るいといいんだけどな。