唐揚げ

昨日、仕事の打ち上げがあって(仕事は全然終わっていないのだが)、hanabusa.ma(ハナブサドットマー)というお店に行った。間接照明しかないという仄暗いお店だが、何となく夜でも外の空気が伝わっていい感じである。何よりも、スコッチが並んでいるのでうれしい。
で、乾杯から好きなのを頼んでよろしいと幹事の許可もあり、ギネスの黒ビールとした。続いて、さっそくアイラモルトラフロイグ)をストレートノーチェイサーで頼んで、それからスミノフをロック。締めに、ボウモアをやはりストレートで。
食べものは若い人が好きそうなものが並ぶが、おいしかったのは唐揚げ。皮までぱりっぱりの唐揚げは今時少ない。皮を取ってあるんだ。こういうものを食べるからコレステロール中性脂肪から逃げられないが、たまらず何個も食べた。鳥半分くらい食ったか。
モルトには軽いものが合うのだが、まあ、仕方がない。
店内のBGMでドルフィーが流れ始めた。それもなかなか珍しいアルバムのもの。そこでマスターと話す。
マスターが小学生の頃からボクのことを知っていたらしく、注文する品ですぐにわかったと話される。本当は、ロバジョンなんかが好きらしい。マスターの奥さんを小さい自分から知っていたし、前の職場で関連の仕事をしていたこともあり、今度はゆっくりきて、軽くラフロイグのロックを頼み、氷が少し溶けかかる頃に、ソルトピーナッツか、クリスピーピザを頼もう。
たくさんは食べられないが、食べることはいろんな広がりを持つものだ。さっき読んでいた本では、江戸時代に茹で上げたそばをもう一度蒸して食べたなどを書いてあった。おもしろいものだな。