巨人軍論

本が出版されたのは、野村が楽天の監督を引き受ける直前。今まで読まずにいたことが悔しい。勝った、負けたと結果論で語る野球のつまらなさは、何尾釣ったと自慢する釣りにも似て、そこにブンガクも生き方も見いだせない。
野球をもっとおもしろく見たいと思う人、野球をもっと深く考えたいという人には最適な本。野球をやっている中高校生や指導者には必読の書。読んで理解できないようなら限界を感じてほしい。

巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは (角川oneテーマ21)

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