チューブフライ

フライの雑誌」78号で紹介されていたチューブフライ。
お願いして数本いただいた。
海フライという新しい領域に魅力を感じるのは下駄履きの釣りだ。
ボクが住んでいる場所は実に恵まれていて、自転車で数分行くと海に出る。15分も歩けば山麓で、適当に川もある。遠出の必要がない。遠征といえば、もう白馬のニレ池くらいで、ほぼそこらで釣りが完結する。
だから、釣りの究極形には、サンダルで呑気に歩いて釣り場に向かい、適当に遊んで帰るってのが潜在的に意識されている。
このチューブフライをそういう風に使おうと思っている。
日曜の夕暮れ、国民の5人に一人が「笑点」を楽しんでいる頃、自転車を突っかけて近所の海に向かい、やおら、ゆったりとしたキャストを数本かまして夕餉を得るのだ。女房だと面倒がるので、お袋に魚を見せて適当に食べてもらって、おこぼれを頂戴する。
そんな釣りにしたいものだ。