水道管破裂?!

友人のお宅の通夜に出ようと仕事を早く済ませて帰宅。
駐車場まで来ると様子がおかしい。水道組合*1のタンク室から激しい音が聞こえて、さらに、入り口あたりで人が出入りしている。父がいて、水道施設の故障を告げられた。
ボクは町内会の役員なので、すぐに町内会長に連絡しようとしたが、どうやら町内会長会の旅行で留守。配水されている町内の会長はすべて留守。さあて、この難儀どうしたものか。
コンクリートのタンク室は吹き上げる水でタンクが破裂したかと思うほどの水圧。中では配管屋さんが必死で作業している。最初は扉も開かなかったそうだ。さらに、電気が漏れている可能性もあり、まさに職人さんの矜持を感じさせた。
いろいろやってみるが、どうやら一旦ポンプを止めるという。断水だ。ちょうど夕食時。町内会に連絡の方法がない。とりあえず、うちの町内には知らせるが、か細い情報をもとに、町内会長さんらが懇親会を行う場所で待ち伏せ。もともと、簡易水道組合は任意団体なので関係はないのだが、念のため、役所に連絡すると、一応事務局の電話番号を教えてくれて、さらに断水が続くようなら給水の手配をするとまで話してくれた。立派なものだ。
通りに人が出てきた。どうやら、断水に困っているらしい。町内会長の家に電話が鳴り続けたようでもある。だが、まだ町内会長に連絡が付かない。ようやく、旅行帰りのバスを捕まえて現状を説明。その頃はバルブの腐食による漏水と判明していたので、何だとなったが、一時は吹き上げる水で天井から雨が降りしきるようにシャワールームのようになっていたのだと言ったが、破裂は大袈裟という声も聞こえる。大体、理由がわかってからの感触はそんなものだ。当座そこに居合わせたものだけが、危機的な状況を感じて、残しているばかりだ。
午後7時過ぎ、ポンプが動き出し、タンクを満水にして止まった。これで復旧。
慌てて友人のお宅の通夜に伺うが、すでに終わっていた。水平線あたりで激しく光っていた雷が夜半になって激しい雨を伴ってあたりを洗っていった。すごい雨と言われたが、何のあのタンク室の方がすごかった。
町内会の役員ってのもいろいろあるな。自転車で駆け回ったので、少々くたびれて、サンダーバーズが優勝を逃し、ロッテがタイに持ち込んだのを確認して眠りこけた。

*1:うちの町には水道がない。簡易水道と言って、組み上げた地下水を塩素を投入してそのまま配水している。