星野ジャパンの不可解

星野ジャパンの勝利に浮かれていた日本だが、どうも解せないことがいくつかある。スモールベースボールを標榜する星野ジャパンの5番サード村田である。どう考えても戦術的に無理がある。
とこの間からしきりに考えているし、書いているが、そういう書き込みをまだ数多く見ていない。どうもボクがおかしいのか、みんな村田を買っているのか。そこらがわからぬ。
野球部保護者会の会合でそんな話で叫んでいたら、「じゃあ、だれがサードをsるんだ」と言われたが、勝負強さで実は今季の隠れMVPであったドラゴンズ森野がいるだろうが。荒木だって、井端だって、サードやらせれば村田よりはいいし、勝負強さや仕掛けでいっても、村田にできることとできないことの天秤をかければ、いよいよ無理がある。チャイニーズ台北戦も村田が先頭だったので非常にいやーな感じがしていたんだが、どうして1塁の段階で変えないのか不思議に思っていた。あそこで、なんやかやで三塁に行けたからいいものの、村田で前が詰まっていたらどうしたんだろう。
いや、足が遅いとかそういうことではなく、そもそもそういうバッターじゃないんだから。
あと、田淵。どうしてあんなところにいるんだろう。何かしたのだろうか。ボディガードか。ぬりかべのようなものか。
どうしてなんだろう。
盛り上がったとか、買ったとか言う前に、ぎりぎりの勝負で野球のおもしろさがわかったとか言う前に、この不可解を何とかしたい。説得力のなさは、稲妻レッグラリアート*1並みである。

*1:ローランド・ボックに50秒でのされた木村健吾の必殺技。水平蹴り状にすねを相手の胸に当てる。まあ、プロレス的ではあったが、新日的ではない