デジャブ

妙なことを思い出した。
新聞の投書欄を読んでいたら、まるでボクが書いたような文に出会った。構成もよく似ていて、言い回しも近い。駄文を垂れ流したときのヨダレタイプの文章である。とりあえず、主張はあるのだがぼやきに近い展開で、少々ロジカルでラジカルに言い捨てている。
ほお、似たようなことを書く人もあるものだなとそのときには思っていたが、あれから５年くらいたって思い出した。気づかなかったのは馬鹿みたいだが、気づかなかったことも不思議でならない。何しろ、今朝ふとそう思った。得心するというやつだ。
ボクのネット上の言い草を真似て書いているのだ。
ああ、何だそれだけのことか。
ホント、全く、今朝までそう思っていなかった。
妙なことである。