いつ帰ったのか

いつ帰ったのかわからない人はきっと何か不安や不満を抱えているんだろうなあ、と思うのだが、どうしてあげればよいのか。
もっとも、若い頃のボクはあっという間にいなくなっていた。たいてい、川で遊んでいたので見つかったりするが。
今日、その頃にいくつか取材をもらった人と話していたが、思えば、いろいろおもしろかった。この間の「フライの雑誌」に書いたが、風に任せてからだが動いていたし、動かす気がないのに動いていたな。前任地では上司が「こんなにマメに動く人を知らない」とほめてくれたが、それは買いかぶりだろう。与えられた時間がもったいなく感じているだけで、使命感も責任感も、ましてや向上心も、ない。漫然と過ごすことが嫌いなだけだ。こればっかりは、どうも変わらない。