学校の指導

地域の学校に頼まれてスキー指導。
シーサイドバレースキー場に到着するとしんしんと降雪。どうやら昨晩から降っていたらしく、ゲレンデ脇にはたっぷりと雪が。合間を見ていただこうと企む。
指導の方は全体パトロールという仕事。閑職である。のんびりとテレマークのバリエーションを愉しみながらゲレンデを回る。雪質もほどほどで昼に近づいて晴れてきて、調子が上がってきた。ところがどうも何かバランスが悪くて太股ぱんぱん。
実は、いつものタイツを少々寒そうなのでジオラインの猿股の上にはいた。どうもそれがよくないらしい。サポート効果が損なわれているらしい。微妙なものだ。自分自身でアウトリガーと名付けている重心を回転弧の内側に作って板を外側に走らせるボードのスタイルのような滑りで安定感を取り戻す。でも、こういうときには細板革靴にしてポジションをしっかり確認しておかないといけない。まあ、機会があれば。
帰り際、駒ヶ岳が見えてきた。
引率の教頭先生が、駒ヶ岳などの山の名前を挙げて自然のなかで愉しむスポーツのすばらしさを語っていた。なるほど。少し長い話だったが、そういう挨拶を聞いたのは初めてだった。少々新鮮。
指導の反省会では食事の改善についての提案が出ていた。
ゲレ食は昔からそうしたものだったが、今ではなかなかよいところも増えているからなあ。
指導者の人たちが意外に最新のアイテムでないことに気づいた。トレンドを追いかけていた時代は遠い昔になったようだ。カービングか、否かの議論があるのは驚くが。否の場合、ファットか、テレマーク、それもクラシックなテレマークしかないんだけど。それでも、結局見栄えが変わってもスキーの技術は大して本質的な変化をしていないってことだ。