冠松次郎撮影

取り組んでいる原稿の関係で、冠松次郎撮影の写真を見た。感激でいっぱいだった。
なかでも、八兵衛平からの朝日岳や天狗原からの鹿島槍、四谷蕨平からの白馬三山など、今でもよく知っている風景でありながら80年の年月をまたいだ姿は実にふるえるような感覚に。
写真には、手紙なんかもあって、槇有恒が冠松次郎にあてた手紙、冠が舟川栄次郎にあてた手紙など、ひとつひとつのことばに大きな力と決意、意志を感じさせられた。
ここで紹介できないのが残念だが、いくつか原稿に入れられるよう処理を進めるそうだ。これを最初から見ていたら、きっとまた別の物語を書いていただろう。