いよいよ始まった

ニコや一貴などジュニア世代がGP2から上がってきて、アロンソライコネンという新世代チャンピオンさえもしかするとわずかな期間で淘汰されるのではないのかと思わせる期待感がある。マシンはトラクションコントロールが禁止され、ギアボックスも4戦使うというレギュレーションになったらしい。その影響はまずトラクションコントロールから現れた。ただでさえ路面ミューの低い公園コースの接近戦でコースアウトが連続して、セフティーカーが3回も入る。そのなかでタフに走りきった中嶋が、バリチェロのベテランらしくないミスの連発で、7位フィニッシュで父のデビューと同じと思わせるが、6位に繰り上がる。右京が「星があるんじゃないか」と発言していたが、いよいよそういう人が出てきたのだとすれば、本当にF1新世代だろう。来週、さっそくマレーシア。今年は、ナイトレースもあり、楽しみは増えてきた。
だが、しかし。クィーンはあるまい。もう止めると思ったんだが。夏の甲子園のごとく、いつでも、いつまでもTruthでいいじゃないか。