ヤマメ

時間ができたので、釣りに行くことにした。
本当は47にスキーに行こうと思っていたが、どうもからだが重い。じゃあ、釣りかと相成った。数年前にこの日に天狗原に行ったっけ。あ、十年になるよ。細板で辛い思いをしたが、おもしろかった。まあ、そっちはまだ1月ほど楽しめる。
地元のなじみの釣り道具屋が移転したので、サンクスで遊漁券を購入。すでに購入済みのC川は3000円なのだが、地元のA川、B川は4000円。ひえーって感じである。みんなちゃんと買っているのだろうか。正しい釣り人としてはこればっかりは仕方がない。ニレ池1日分で1シーズンであるから、承伏するよりほかあるまい。
A川はどうやら新しい橋の竣工式らしい。どことなくにぎやかで、春の川らしさがむんむんしていたが、風も強く、日差しの感じもあまり釣れ加減でなく、B川に移動。
実は久しぶりなので、堰堤のあたりの河原がなぎ払われているので驚き。クマ対策らしい。上流に行くかどうか悩んで、いつもの場所にする。田代ポイントなのだが、この時期草がないのでいきなり送湯管に入る。水量は多いが、気配はみなぎっている。葦の生え具合がいささか邪魔くさいので、面倒でここから少し上の英二のプールとその上の開きを探る。案の定、開きには反応。少々ドラグがかかってしまうのだが、小さなヤマメをかけた。うまく流せばちゃんとでるが、丸々とした2尾をかけ損なって、まだ3時半だが終了。雪山が山の端に見え隠れする。一番好きな季節だ。
発電所前のクルマに戻る。
ソプラノサックスの練習をすることにした。一応、音はでるじゃないか。ただ、オクターブキーのタンポが不安定で、また、少々アンブシェアが甘いらしく、高いところが音にならない。倍音ロングトーンを少しやって今日は終わり。
しまった。
コーヒー沸かすんだったなあ。今度はそうしよう。ボクのクルマはハッチバックの下部がラゲッジと水平に開き、200キログラムまで耐えるような設計。そこで、簡単なベンチ風に楽しめる。サックス吹きながらコーヒーが沸くのを待つという方法もあったか。
もっとも。釣り人や山菜取りの人には迷惑。たぶん、O釣山まで聞こえると思う。
春の一日。好きな季節になった。平地は雪が少なく思えたが、山には多いと聞く。雪代がずるずる続くのかもしれない。
リーダーを換えないといかんな。どうも1シーズン使っているような気がするし、ティペットなどこの釣りを始めた頃のももっているぞ。何でも鮮度が重要らしいのに。法隆寺よりはたいてい新しい。