確率

数学はあんまり得意ではない。
こう考えればいいのだというところにあまり勘が働かない。
試験はそこそこできたが、そんなものはトリッキーな問題にはごめんなさいするだけで、多くの出現パターンを知ってしまえば、勘ではなく経験則で取り組める。そうやって点数を稼げたことを、できたとか、得意とは言わない。得意とは、得体の知れない感覚に支配されるゾーンに入り込めるものをいう。例えば、ある込み入った議論でも、奇妙にその核心をつかむ奴がいる。論理的でない展開ならなおのこと、勘が重要なストラテジーになる。
しかし、しっかりした数学の課題解決を見せつけられると、意外に勘なんて論理の一表現かなとも思ってしまう。
あるポータルサイトに出ていた「クラスに一組は同じ誕生日のやつがいるもんだ」という教師の言葉の真偽について、どうやら確率的にそうらしい。同じ誕生日じゃないところから考えるのだそうで。40人学級ならけっこういるんじゃないとなるそうだ。
ちなみに、ボクはSくんと同じ誕生日だった。Sくんは新潟の高校の先生をやっていて、山岳の指導をされているそうだ。
http://www.nikonet.or.jp/spring/sanae/MathTopic/birthday/birthday.htm