愛知の中学生の事件は

また、大きな地震だ。週明けのワイドショーはこれで持ちきりだろう。
こうも次々にいろいろなことが起きると、前にあった衝撃的なものが薄れ、さらに大きな衝撃でどんどん最初の印象が希薄になっていく。報道だけでなく、自分自身でしっかり考えておこなくちゃいけないというのはそんなことへの防御でもある。
ところで、愛知の中学生殺しはどうなったんだろう。大阪の同様の事件やマンションのバラバラ事件なんかが起きて、そのうえ、アキバの事件。アキバについていえば、サカキバラセイトの名前も出てきたが、はっきりと思い出せなくなっている。一体、それはどんな凄惨な事件だったっけ。長崎のやつはどんなだったろう、などと、混雑し、錯綜した事件の記憶に嫌になってくる。
オウムの事件や三浦さんなど、ワイドショーが活性化した節目の事件はさすがに記憶にあるが、今回のアキバの事件ですら、あっという間に小さな傷みたいに気付かなくなるんだろう。