釣り大会

こういうのに参加したことがないんだが、仕事流れで様子を見に行った。
保育所の子どもとその親が多い。
K川という用水状の川にヤマメを放して、竹竿で釣るのだが、仕掛け作りも親子でやっている。そこらがおもしろいところかな。でも、基本落ち込みとそのあとの開きしかないので、釣りというよりは、うーん、何だろう、みんなで洗面器に手を突っ込んでいる感覚。だめだなあ、いくら釣れてもこういうのは。基本、里山でもふわーっと広がったりする感覚が好きだし、周りにあふれる自然の気配が好きだったりするので、こう魚がわきかえっている場所はあんまり好きになれないし、ガードレールを乗り越えて釣りをするのはもっとだめだな。
それよりも、誰かがつり上げると、その場所にするすると寄っていって竿を出すお母さんはもっとダメ。もっと広い場所でやってとことん釣れない挫折感を味わうと、本当に釣り好きで人生を豊かにするか、ダメにする人材を育てられるのに。