年越しに向けて

28日に草の子でそばを仕入れてきて、年越し蕎麦のウォーミングアップ。ずいぶん手慣れてきて、何とか1キログラムまでは打てるようになった。1キログラムで二八と、ちょうど草の子で蕎麦を食べていた彼女に注文して買ってきてもらった。打ち始めるとやけに加水がおかしい。そうか、外二になったわけだ。合点。
この間から素人そばばかりでちゃんとした量のそばは久しぶり。それなりにさまになってきたのは、なかなか修行の成果なのだが、今度は評価水準が上がってしまって、とてもざるで食べられる風情ではないと思えてしまう。
今日は、いただいた信州水内の地粉で打つ。この間のと比べるつもりで、外二にした。違うものだなあ。色は少し玄い。加水はなかなか激しく、50パーセントを超えていたと思う。味わいも、こちらはストレートコーヒー。産地の違いが味の違いに浮き出てくる。
先日の草の子のものは、ブレンドコーヒーの良さである。安定して、いつも、調子が整う。どちらが好きかとか、いい悪いではなく、そのようなものをそのときどきに味わうのがおもしろい。
明日は、40人前打つ予定。3鉢で済まそうと思っているが、ちょっと甘いかな。水回しもプロは2分くらいですませるというのだから、もう少し勉強が必要だ。のしも、切りも相当速くなったが、鉢10年とかいうように、こちらはどこまでも勉強が続くものらしいが。