2人の女子選手

昨晩は少々飲み過ぎてこのニュースを知らなかった。
上村愛子が世界選手権で優勝したらしい。17歳で長野オリンピック代表に決まったときからしか知らないが、モーグルという比較的知られていない競技で長年活躍してきたのは周知だが、里谷多英が一発勝負で結果を出してしまうのに比べ、どこか突き抜けるようなものに不足し、いつも不安げな表情をしていたのだが、いよいよ本物になったようだ。長野でみたオリンピックのポスターははがして帰ろうかとさえ思うほどに素敵で、こういう女の子たちが活躍する時代になるのだとわくわくさせられた。その頃、ボクといっしょにスキーをしていた幼い息子たちは、もう大学生、高校生である。いろいろな力があるのだと、必要なのだと、上村をみながら感じてしまう。
一方、ジャンプの山田いずみが今シーズンで引退する。世界選手権は結果を残せなかったが、小学生から男子に交じって飛び始め、この競技が認知されるまでの厳しい環境の中で、競技力を高めてきた選手だ。多くの人に知られていないのが残念でならない。スキージャンプはおそらく女子競技では、滑降と並んで、女子競技では最も危険度の高いもの。それとても、性別を超えて挑んでいけることをよく教えてもらった。里谷が開いた場所で上村が花開いたように、おそらく、だれか、伊藤なんとかって子もいるようなので、また、大きな期待をもって眺めていきたい。
2人はことによると同じ年かな。調べもしないで書いているけれども。
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