激しく酔ったのは先週末

ちょっとした心ないことばに、持ち前の挑発的な気持ちが首をもたげた。
そんなもんじゃないだろうと。
それが悪かったらしい。
生ビールをジョッキで5杯。ラーメン。焼酎をロックで5杯。忌野清志郎の追悼に「雨上がりの夜空に」を熱唱。
それから滑川まで人を送る。
帰りがよくない。
途中でおかしくなって、クルマを降りて休む。一向に回復しない。
とにかく帰らないとと思い、クルマににじるように入るが、やはり、駄目。
うずくまるどころか、四つん這い。全く、ひどくなっていくだけ。
そのうち、便意
仕方なく、野ぐそ。
傍らの草むらに横たわれば、そのまま朝まで眠れると確信していたが、置いていってくれとも言えない。
意を決してクルマに乗るが、すぐに転げるように外に飛び出し、吐きまくった。
Gの決してうまくもないラーメンが次々に吐き出されていったが、ろくに食べてもいないのに、吐瀉物は真っ白。まさか、数日前の硫酸バリウムが残っている訳でもないのだろうに。
しかし、これで何とかなったのか、ようやく自宅へ。
目を閉じた瞬間に朝が来て、必死で体を起こして用事に向かう。
若いから憤り、若くないから耐えられない。
こういうのを中年というのだ。