深々と頭を垂れる

27日のNOAH。三沢追悼大会。今日が、G+での放映日。午後5時30分はないよなあと思いながらも仕事を切り上げてテレビの前で正座。ちょうど、鼓太郎が森嶋のバックドロップに沈んだところで、天龍のファイトを見ることができなかった。
しかし、いよいよ武藤。小橋との絡みである。正座して見ることにした。もしかすると、内舘まきこは、国技館に行かずにこっちにいたのではないかとさえ思える。
試合は、特に驚くほどのものではないが、マッチメークそのものが感慨深い。まったくもってプロレスとしかいいようのない世界が展開する。勝ったとか、負けたとか、そんなのを結果だと思い込んでいる奴にはわからないリアルがある。
メインは、斉藤といつの間にかGHCを巻く潮崎。これがなかなかいい。エルボーがなかなか速度感があり、間違いなく三沢の遺伝子は受け継がれていると感じる瞬間。納得のある展開で、これもまたプロレス的に広がっていく。
三沢の遺影に頭を垂れて、これからもプロレスは死なないと決意する。そうなんだ。そんなことはプロレス側で決まっているんじゃない。ボクの覚悟一つなのだ。