G11やS90

もともとキャノンをたくさん持っている。
ニコンよりはどうしたものか、キャノン。いや、ニコンも悪くないが、ニコンの本体とキャノンのレンズが好きだったりする。総合的には、オリンパス。面倒な好みである。
以前から欲しいなあと思っているデジカメなんだが、何で欲しいかというと単純に、今使っているA60が35ミリ相当の画角だからだ。ボクの撮影には、これでもいいんだが、28ミリというのが欲しい。
以前、キャノンA−1に24ミリってのを着けていたが、これがちょっと暗いレンズで、そのうえメリハリがあまりよくなくって少し残念な感じを持っていた。デジカメも最初は望遠側がよかったんだけれど、この頃では、28ミリクラスが調子よく、解像度もいいのがたくさんできてきて、ようやくデジカメも成熟期に入ったかと思わせる。デジタル一眼には今のところ全く興味がなくて、それはきっと魅力的なレンズが出てこないからで、たとえば、たくさん持っている古く個性的なレンズが使えるとなればそれはそれできっと多くの興味を持つのだろうが、今は程度のいいコンパクトカメラで旅先のつまらない風景でも撮る方がいい。
そうとなると、光学ファインダーも欠かせないところで、すると、選択はG11しかない。
とはいえ、コンパクトのS90もなかなか良いできで。G11もS90も単眼だったらなあとさえ思う。G11のカメラを使っている感じが実感できる大きさと重量はカメラ好きするところだし、S90の身軽さはこれまでのキャノンになかった質感を伴っている。
と思いながら、オークションを見ていたら、在りし日のコニカのハーフ判、EYEが1万円余で取引されている。うちには、100円で買ったのがあるんだが。これ、眼鏡屋のYくんに譲るとうれしがって使いそうだな。今度、ニコンの変なレンズと一緒に持って行ってやろう。
みんなで何でもない写真展でもするとおもしろいかもしれないな。そういうことができるフィールドがあったんだが、残念ながら今年はそば打ちも断られた。ああそうか、そばやそば打ちを撮影するのもいいんだろうなあ。横尾忠則はY字路をワークにしているらしい。そういうのもいい。タモリは坂道評論家だそうだが。町中のドブなんていい素材かもしれないな。やってみるか。