そういうことか

親しくさせていただいている先輩方のことを、ふと考えた。
いろいろ評判があって、いずれもボクにはとても嬉しく、そうじゃなくっちゃと思えるようなことなのだが、なるほど、こういうことかと、読んでいる人には全く分からないようなことだけれども、そういう環境もあるのかと考えさせられる状況に面した。
スケープゴートになって、それでみんながうまく廻るなら、そんなこと全く厭いはしない。元々、ろくに仕事もしていないし、手を付けようとする仕事はどうやら余計なことばかりなので疎まれるのも仕方ないしとは思うのだが、もし、共同体や組織にそういうものを恒常的に生み出し、そのことで活性化する体質があるのだとすれば、そいつはかなり厄介なことだ。
仮想敵が明確だった冷戦時代の方がパワーバランスの取り方が明快だったと言うことと同じだ。要素を多岐的に持つことは社会環境として当然至極なのだが、繊細である。その繊細さに耐え難く、何かを排除することでコミュニティを保つような仕組みを生み出してはならない。
難しいものだな。
やっぱり、この仕事向いていないのかな。現場的な発想しか、どうにもできない。どこをどのように突破すればいいかと考えたときに、戦術的な発想しかできないのだ。
力がないのだな。