白馬コルチナ

雨だけどどこかスキーに行こうということになった。来週も再来週も、きっと、その次も三男の引っ越しなどの準備に追われるに違いなく、そのうちに自分の転勤も出てくるかも知れない。今のうちにというわけだ。
彼女がそこそこ滑れるようになっていて、おもしろくなってきたのかもしれない。
途中まで行き先を決めていなかったが、小谷で雪が降っていたので、そのままコルチナにして、半日券パックにした。午後券の場合は、11時30分から販売になるこのチケットは、12時からの半日券に食事代の補助1000円、加えて、ホテルのごーじゃすなお風呂の入浴券が付いてくる。このお風呂は昨年から天然温泉に切り替わったということもあって一層お得感がある。そんなに回数も滑らないので、それで済ませることにした。
湿った雪は雪印マークがはっきりみえるほど。もう少し気温が下がって湿度も下がってくると棒のようになるんだが、降っても降っても積もらないくらいに淡い雪。その代わりずぶ濡れになる。
どうやら昨日まで雨だったようで、3センチばかり積もった雪の下は黒々とした春の雪。所々凍っていたりもしてなかなか足の感じは良くない。視界も悪く、5本も滑る頃にはくたびれてしまった。彼女も感覚がそれなりに掴めているもののとにかくグラスが曇って不愉快で仕方がない。早々に切り上げて温泉に浸かり、ゆっくり帰ると自宅ではまだ5時。ほんとう、1時間10分くらいだな。
温泉は、ミストサウナが気持ちよい。それから、シャンプーもボディソープも馬油なのだが、これがねとねとしていいのか悪いのかわからない。
売店に売っていた三国境を書かれた雪猿Tシャツ。酒屋の前掛けのような色合いもよくそそられたが、次回にした。雪虎と書かれていたら買ったのだが、雪煙と雪猿の洒落なので、虎はあり得ない。