若い人はすごいなあ

若い人の企画を聞かせてもらった。
すごく勉強していて意欲も高く、理想も高い。自信満々。ちょっと口を挟んでみたが、全く意に介していない。ここまで、先輩を下手に出させてもなかなか気付かないらしい。電話の人と同じだ。一旦風上に立つとそのまま押し切るんだな。
何だか不思議な感じがした。
あとで、そこにいた友人とメールしていたんだけれど、すばらしい仕事をしてよい企画を出してくるんだけれど、それはそれですばらしいけれども、企画のテーマがすでに序列めいた価値に縛られて、そういう部分にインセンティブを見いだそうとしながら、すり減って行くような流れをもっている。生き残ったものが勝者という最近の若い人の傾向をそのまま示していて狭隘さを感じたよ、などとやりとりした。
拡散し、逃走し、どこまでも彷徨っていくノマドなボクたちは、きっと彼らにはセイタカアワダチソウか、ぺんぺん草みたいにしか見えないのだろう。